東京/大阪・京都間で外国人旅行者に「当日手ぶらサービス」、ANAとヤマトが試験運用

全日空(NH)とヤマト運輸は2016年3月23日から、関東(東京)/関西(大阪・京都)間の当日手ぶらサービス「Same Day Delivery Service(仮称)」のテスト運用を開始する。訪日旅行者を中心とする国内旅行者がターゲット。

指定の宿泊先ホテルから関東と関西の届け先まで、当日中に手荷物を輸送する。これにより、例えば東京で宿泊した旅行者が京都への旅行をする際に、手ぶらで移動・観光をした後、当日中に京都の宿泊先ホテルなどで手荷物の受け取りが可能となる。利用料金は手荷物1個につき2000円(専用カバー料金含む)。

関東/関西間を当日中に輸送するサービスは今回が初めて。国土交通省が訪日旅行者を対象に実施したアンケート調査「手ぶら観光の促進に関するニーズ調査結果及び今後の取り組みについて」では、手ぶら移動・観光のニーズが高いという結果がでているという利用対象となる宿泊施設4軒は以下の通り。順次、拡大していく予定だ。

なお、両社は2012年9月から日本から海外空港のターンテーブルまで手荷物を輸送する「手ぶらサービス」を行なってきた実績がある。


発表資料より

▼利用対象の滞在先ホテル

  • ハイアットリージェンシー東京
  • ヒルトン東京
  • ANAクラウンプラザホテル大阪
  • ANAクラウンプラザホテル京都

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