長崎市、消防局が24時間多言語通訳サービスを採用 -インバウンドで宿泊倍増を目標に

長崎市消防局は5言語による24時間365日の多言語対応サービスを開始する。BPO・コールセンター業務を行なうブレインプレスの「24時間365日対応多言語コールセンター」を採用し、提供するもの。ブレインプレスでは自社採用した日本在住の多言語スタッフを採用し、リアルタイムで通訳対応を行なう。

ブレインプレスによると、訪日インバウンドが急増する中、旅行者はもちろん、国内の中長期在留者や特別永住者を含む外国人全般を対象とした災害対策の重要性も高まっており、公共サービスの多言語化は大きな課題だという。

特に長崎市では今年、クルーズ客船の寄港が過去最多を更新する見込みであるほか、国の観光モデル都市(観光立国ショーケース)にも選定。長崎市では外国人の延べ宿泊者数を、2014年の約21万3000人から2020年に40万人に倍増することを目標としている。

この状況を踏まえ、長崎市では通訳サービスの導入を重要な取り組みに位置づけ、観光客を含む外国人からの緊急通報に対応。外国人にとってストレスフリーな環境を整備する。

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