東京都、宿泊業者のインバウンド受入れ整備で補助金対象を拡大、最大200万円

東京都と東京観光財団は外国人旅行者を受け入れる宿泊事業者の支援を目的に、受入環境整備に必要な補助金の対象を拡大した。

2016年度から対象としたのは、「外国人旅行者の受入れ対応の強化」で、(1)施設や室内設備、周辺マップの多言語化やピクトグラムの導入、(2)ホームページ、パンフレットなどの多言語化、(3)トイレの様式化、(4)客室の和洋室化、(5)テレビの国際放送設備の整備、(6)クレジットカード決済端末の導入など。その他、東京観光財団の理事長が必要と認める事業に対し、補助対象経費の2分の1以内、1施設当たり200万円を支援する。

また、無線LAN環境の整備でも、無線LAN機器購入費や設置工事費などについて、補助対象経費の2分の1以内、1施設当たり75万円を限度に支援する。

募集期間は2016年4月1日~2017年3月31日まで。郵送は当日消印有効だが、補助金申請額が予算額に達した時点で受付を終了する。詳細は東京都のホームページへ。


東京都「宿泊施設の外国人旅行者受入環境整備支援補助金」

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