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ゴールデンウィークの航空予約2016、国内LCC4社は国内線予約数で明暗、ピーチと春秋は前年を上回る

LCC4社の2016年度ゴールデンウィーク期間(4月28日〜5月6日)の予約状況がまとまった。それによると、国内線では、ピーチ・アビエーション、Spring Japanは前年比増となった一方、ジェットスター・ジャパン、バニラエアは前年割れとなり、明暗が分かれた。

ピーチアビエーション:予約数10万7438人、予約率82.4%

まず、ピーチ・アビエーションは前年比10%増の13万320席を提供。予約数は同14%増の10万7438人で、予約率は前年の79.4%を上回る82.4%となった。期間中のピーク日は下りが4月29日で予約率91.5%、上りも同日で87.9%。国際線は同55%増の6万5160席を提供し、予約数は同53%増の5万4252人、予約率は83.3%。ピーク日は下りが4月29日で95.8%、上りが5月5日で93.3%。同社によると、特に香港線が好調だという。

ジェットスター・ジャパン:予約数11万9065人、予約率65.2%

国際線は路線拡大で座席増

ジェットスター・ジャパンは、国内線で提供座席数を同4.0%減の18万2520席と絞ったため、予約数も同2.1%減の11万9065人となった。予約率は前年の64%を上回る65.2%。ピーク日は下りが4月29日で予約率80.7%、上りが5月4日で予約率75.3%。国際線は路線を拡大したことから、提供座席数は前年の1,800席から2万8440席に増加、それにともない予約数も1,350人から1万9979人に増えた。予約率は70.2%。ピーク日は日本発が4月28日の97.5%、日本着が5月6日の83.3%。

バニラエア:予約数2万5194人、予約率72.1%

国際線は予約数増加も予約率は前年下回る

バニラエアは、同15.3%減の3万4920席を提供。予約数も同16.2%減の2万5194人となり、予約率は前年よりも0.9ポイント低い72.1%となった。ピーク日は成田発の下りが4月29日で予約率91.1%、成田着の上りが5月7日で予約率77.2%。国際線の提供座席数は同33.3%増の3万1680席、それにあわせて予約数も同31.3%増の2万4866人となり、予約率は前年よりも1.2ポイント下回る78.5%。ピーク日は成田発が4月29日の99.2%、成田着が5月5日の88%。

春秋航空日本:予約数1万171人、予約率54%

春秋航空日本は、国内線で同38.3%増の1万8832席を提供。予約数も同29.8%増の1万171人となったが、予約率は前年よりも3.6ポイント低い54%となった。ピーク日は成田発の下りが4月29日で予約率100%、成田着の上りが5月8日で予約率93.1%。なお、国際線については 2016 年 2 月 13 日の就航のため前年度比など発表していない。

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