NHK大河ドラマ「花燃ゆ」の経済効果は138億円、観光客は約149万人増に

NHKの番組紹介サイトより

日本銀行下関支店はこのほど、2015年に放映されたNHK大河ドラマ「花燃ゆ」の経済効果を約138億円と発表した。 ※画像はNHKの番組紹介サイトより

ドラマの舞台となった松下村塾など、山口県・萩市にある「明治日本の産業革命遺産」5史跡が世界遺産に登録されたことで、観光客はのべ約149万人増加。観光客の直接支出(直接効果)は87億円、県内産業にもたらされた間接効果(生産誘発額)の合計は51億円と試算されている。

観光客増加数の内訳は、県内客が58万人増(うち宿泊客8万人、日帰り客50万人)、県外客が91万人増(うち宿泊客15万人、日帰り客76万人)。2014年の実績(観光客数合計2900万人)と比較すると、日帰り客と宿泊客がいずれも5.1%増となった。

また、山口県全体でみた一人当たりの観光消費額は、県外からの宿泊客が2万6352円、県内からの宿泊客が2万5885円。県外からの日帰り客では6693円、県内からの日帰り客では3503円となっている。

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