現地ツアー予約「ビアター」が新興旅行会社と連携、マーケティング支援などで売上5倍増に影響

訪日外国人向けに日本文化体験型ツアーなどを提供するBOJ社が、半年間で売り上げ500%増を記録した。これは、日本でのビジネス展開を本格化した現地ツアー・アクティビティ予約サイト「Viator(ビアター)」との連携によるもの。

BOJ社は2014年に創設された新興旅行会社。「東京ロボットレストランキャバレーショー(Tokyo Robot Evening Cabaret Show)」など外国人が興味を持ちそうなツアーを手配する旅行事業を手掛けている。

同社によれば、2015年6月にビアター社とパートナーシップを締結したことにより売り上げが急増。その要因は「商品の認知拡大」「インバウンド旅行者へのマーケティング」「ウェブサイト運営コストの最小化」にあるという。

たとえばビアターのプラットフォームにBOJ社のコンテンツを掲載したことをきっかけに露出が高まり、英米地域からの旅行者が約2倍、オーストラリアからの旅行者が約1.5倍に拡大するなど目覚ましい伸びを実現。同時に、自社サイトの運営コストを最小限に収める効果もみられた。また、購入意向のある顧客に向けた適切な商品説明文を提供できるようになったことも、売り上げ向上に大きく影響したとしている。






みんなのVOICEこの記事を読んで思った意見や感想を書いてください。

観光産業ニュース「トラベルボイス」編集部から届く

一歩先の未来がみえるメルマガ「今日のヘッドライン」 、もうご登録済みですよね?

もし未だ登録していないなら…