外務省、米フロリダ州の銃撃テロで注意喚起、現地では非常事態宣言を発出

外務省は2016年6月13日、フロリダ州オーランドのナイトクラブで発生した銃撃テロに関する注意喚起を発出した。

12日に発生した事件では、50名が死亡、53名が負傷。犯人は警察との銃撃戦により射殺された。同時に、フロリダ州とオーランド市が非常事態を宣言した。犯行声明は出されていないが、過激派組織ISIL系の通信会社が同戦闘員による犯行であると報道。5月には、ラマダン(イスラム教徒の断食期間。今年は6月6日から7月5日頃)に欧米に向けたテロを示唆する声明が出されていた。

今回の事件を受けて外務省では、米国に渡航・滞在する場合は、報道や国土安全保障省のテロ関連情報サイトなどを注意して確認すると同時に、最新情報の入手に努めてほしいと呼びかけている。


また、テロの標的となりやすい不特定多数が集まる場所(イベント会場や公共交通機関、観光施設、軍・警察・政府関係施設など)を訪問する場合には、周囲に注意を払うと同時に、不審な状況を察知した際には速やかにその場を離れるよう促している。

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