デジタルマーケティング活用の広告賞、オーストラリア政府観光局の自撮りイベントが「ベスト・イフェクティブ賞」を獲得 ―D2C

D2Cがこのほど発表した、デジタルマーケティング分野の広告賞「コードアワード2016」で、観光分野ではオーストラリア政府観光局の"自撮り"写真撮影体験イベント「GIGA SELFIE(ギガセルフィー)」がベスト・イフェクティブ賞を受賞した。

このアワードは、デジタル技術を活用したマーケティング事例から優れた作品を選定するもの。今年は国内外から合計139作品の応募があり、最終候補29作品の中から「未来の開拓」につながる事例として、受賞作品12作品が選定された。なお、グランプリは該当なしとなった。

オーストラリア政府観光局の「GIGA SELFIE(ギガセルフィー)」は、ゴールド・コーストの雄大なビーチを背景に遠隔操作で撮影した自撮り写真をつなぎ合わせ、動画として配信できる手法を用いたもの。最新のデジタル技術を使って効果的なマーケティングにつなげた点が認められた。

今回は、モバイルデバイスならではの工夫を凝らした作品やビッグデータ、IoTを意識したデジタルマーケティング事例が多くみられたが特徴。例えば、「ベスト・ユース・オブ・メディア賞」を獲得したキングレコードの「Native Mobile Music Video」は、スマホでの新たな視聴体験を提案。「ベスト・イノベーション賞」のサンスター「G・U・M PLAY」では、歯ブラシとスマートフォンと連携させるというアイデアが認められた。ほかにも、手を叩くと所定の位置に自動的に戻るオフィスチェア「INTELLIGENT PARKING CHAIR」、新聞配達のルートを可視化した長崎新聞社のプロジェクト「The Way」などが受賞している。

受賞作品および内容詳細は以下ウェブサイトまで。


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