スマホに"電子スタンプ"で決済完了、長崎県の離島で「共通電子通貨」を使ったプレミアム商品券を発行 【動画】

長崎県の離島市町(壱岐市、五島市、小値賀町、新上五島町、佐世保市宇久町)で2016年10月から、対象地域の加盟店約1000店で使える共通電子通貨「しまとく通貨」を発行する。

「しまとく通貨」は2013年より紙の金券して発行されていたもの。1セット5000円で1000円分の特典が付く「プレミアム付き商品券」で、これまでも島めぐりツアー開発などに活用されてきた。

今回の電子化では、J&Jギフト社とギフティ者が共同運用する電子地域通貨システム「ウェルカムスタンプ(Welcome! STAMP)」を採用。利用者は専用窓口でスマートフォンアプリに金額をチャージし、対象エリアの加盟店で「電子スタンプ」を押してもらうことで使った決済・精算が可能。購入者専用のウェブページ「しまとくウォレット」で残高照会や利用履歴照会、追加チャージなどができる。

なお同サービスを運用する「しま共通地域通貨発行委員会」では、電子化に伴って、印刷や配送、保管、運用などに関わる直接・間接コストの25%削減が見込まれるとしている。

電子版「しまとく通貨」の発行開始は2016年10月1日。利用条件として、販売上限は「1人14日以内3万円分(プレミアム込みで3万6000円)」に設定。利用期限は、購入後14日以内。

以下は、電子地域通貨「しまとく通貨」の紹介動画。利用方法やシーンがわかりやすく説明されている。

電子地域通貨 しまとく通貨PV(Youtube:約2分)



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