熊本地震で中止されていた訪日クルーズ船の寄港が再開、上海から4000名が熊本八代港に -ロイヤル・カリビアン

ロイヤル・カリビアン・インターナショナルが運航する大型客船「クァンタム・オブ・ザ・シーズ」が、2016年7月7日に熊本八代港に入港する。同客船は総トン数16万8000トンで、アジアでは最大の客船。上海をベースに通年で北アジアを運航しており、熊本八代港には今年、10回以上の寄港を予定していたが、4月に発生した熊本地震を受け、5月と6月の寄港はキャンセルしていた。7月7日の入港は、震災後初となる。 ※写真は横浜・大黒ふ頭に寄港時の客船

今回のクルーズは、7月5日に上海を出航。2回の終日クルーズを挟み、寄港地は熊本のみの5日間の旅程で、乗客数は4000名以上。八代では入港が朝7時、出航は午後8時の予定で、現地観光用に125台の観光バスが手配されている。行き先は熊本県と協議のうえ、複数回の視察を行ない、被害のなかった県南地域の人吉や水俣方面に決めた。

クァンタム・オブ・ザ・シーズは、「がんばれ熊本」と書いた20メートルの垂れ幕を掲げて入港する予定。一方、八代港では岸壁で歓迎式典を開催し、国会議員や国土交通省港湾局長、熊本県副知事、八代市の市長などが参列する。

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