外務省、バングラデシュの危険情報に「テロに対する特別警戒」を付加

外務省は2016年7月6日付で、バングラデシュに対する海外安全情報(危険情報)を発出した。すでに、バングラデシュに対しては「レベル2:不要不急の渡航は止めてください」を発出しているが、今回は「チッタゴン丘陵地帯を除くすべての地域(首都ダッカを含む)」エリアにおいて、レベル2は継続しつつ「テロに対する特別警戒」を付加した。

このなかで、バングラデシュでは2016年7月1日にダッカ襲撃テロ事件が発生しており、テロ事案に遭遇しないよう特別な警戒が必要と記載。具体的には、最新の治安情勢についての情報収集に努め、滞在先や個別の訪問先の治安状況や警備体制を確認するなど、不測の事態を想像して特別な注意を払うように呼びかけている。

特にテロの標的となりやすい場所として欧米系レストランやアルコールの持ち込みを認めているレストラン、観光施設など不特定多数が集まる場所をあげ、極力訪問しないように注意。訪問する必要がある場合には滞在時間を可能な限り短くし、避難経路を確認しておくなどの安全対策を必ず講じるよう促している。詳細は海外安全ホームページへ。


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