日本旅行が「和食」ビジネスに資本参加、越境ECや海外向け試食サービスなどで連携へ

日本旅行は2016年7月28日、日本食に特化した越境ECサービス「和食エクスプローラー」を運営するゴハンスタンダードへの資本参加を発表した。株式取得後の日本旅行の持ち株比率は3.4%となる。

今後は両社連携のもと、(1)日本各地の特産食品を扱う越境ECサービス「和食エクスプローラー」運営、(2)食品の越境サンプリング事業「ワンバイトジャパン」運営、(3)日本食特化の分散型メディアの運営、(4)インバウンド・フードツーリズム事業の4つを軸に展開を進めていく計画だ。

生産者から仕入れた食品を海外に販売する越境ECサービス「和食エクスプローラー」では、地方自治体からの紹介を強化すると同時に、外国人顧客獲得に向けてSNSなどでの展開を実施。越境サンプリングサービスでは、ネットを通じて海外消費者による試食を推進し、市場調査などのマーケティング活動につなげる。

また、8月頃には新たな取り組みとして郷土料理などに特化したレシピ動画制作を実施する予定。ここでも地方自治体と連携してSNSを通じた拡散を狙う。

さらにインバウンド・フードツーリズム事業では、食品生産地への旅行商品を造成・販売を実施。同時に、旅行者のタビナカ、タビアトに向けた商品販売も進めていく。

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