JR東日本、寝台特急カシオペアを信州で運行、ツアー専用列車として実現

JR東日本は2016年9月、寝台特急カシオペアで使用していたE26系車両を信州で運行する。旅行会社のツアー専用臨時列車「カシオペアクルーズ」または「カシオペア紀行」として運転するもの。2017年7月に予定されている「信州デスティネーションキャンペーン」に先んじたプレキャンペーンとして展開する。

「信州カシオペアクルーズ」は出発日は2016年9月7日の3泊4日（車中2泊）。料金はカシオペアスイート（展望室タイプ）が大人1名50万円。カシオペアスイート（メゾネットタイプ）が43万円など。

上野駅を出発後、常磐線・武蔵野線を経由して中央東線、篠ノ井線を経て松本または長野に至る。車内では沿線各地のシェフが食事を提供。クルーズトレインならではの特別なイベントも企画しているという。道中は、山梨・長野の観光地を巡る。

• 信州カシオペアクルーズ

また、びゅうトラベルサービスが企画する大人の休日倶楽部会員向けツアー「カシオペア紀行」では、2016年9月29日発（2泊3日・車中1泊）の4コースを提供。例えばカシオペアスイート・デラックス限定客室利用の「優雅な休日～扉温泉『明神館』と秋薫る『上高地』」は、スイート展望室が19万5000円からなどとなっている。

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