ドコモとKNTが旅行者向けレンタサイクルで提携、宿泊施設で外国人に1日利用パスを販売

近畿日本ツーリストは2016年8月1日、国内外旅行者向けの自転車レンタル事業でドコモ・バイクシェアと業務提携を実施した。

ドコモ・バイクシェアでは都内をはじめ全国280か所以上の「サイクルポート」を拠点に、2700代以上のレンタル自転車を運用するサイクルシェアリングシステム事業を展開中。今後は近畿日本ツーリストが観光分野での活用を推進するほか、受け入れ態勢や環境整備で協働。「コミュニティサイクル」を通じた地方創生にもつなげていく。

取り組み第一弾として、2016年8月1日には都内12か所の宿泊施設を拠点にできる訪日外国人向け一日利用パスを販売開始。一部宿泊施設ではサイクルポート併設も実現した。今後は2017年3月末までに30か所でパスの販売やチケット交換拠点を予定。サイクルポートを併設する宿泊施設・観光施設の拡大も進めていく計画だ。同時に、訪日外国人の利用も踏まえて「自転車利用5則」などの交通ルール説明・啓発を実施し、ヘルメット貸出環境などのサポート拠点整備もおこなっていく。

なお、8月1日時点で一日利用パス販売などを開始した宿泊施設は、庭のホテル、ホテルマイステイズ御茶ノ水、東京グリーンパレス、ホテルメトロポリタンエドモント、秋葉原ワシントンホテル、ホテルサンルート新橋、オリンピックイン麻布、ホテルアジア会館、ホテルマイステイズ浜松町、スマイルホテル日本橋三越前、銀座キャピタルホテル本館、銀座キャピタルホテル新館の12施設となっている。

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