地方の観光消費拡大に向けて「手ぶら観光カウンター」倍増へ、国交省が補助事業で2次募集

国土交通省は、空港や駅、商業施設などでの荷物の一時預かりや宿泊先などに配送する「手ぶら観光」カウンターについて、民間事業者など対象とする補助事業の二次募集を行なう。

手ぶら観光は、訪日外国人旅行者が旅行中に大きな荷物を持ち運ぶ不便を解消するのが目的。「明日の日本を支える観光ビジョン」では手ぶら観光カウンター数を、2016年度末までに前年度末の80か所から倍増し、2020年までに全主要交通結節点に設置することが盛り込まれている。国交省では地方への展開も視野に手ぶら観光の基幹ネットワークの形成を推進。手ぶら観光を地方へ浸透させることで、地方への誘客や消費を後押しする効果を期待している。

観光庁発表資料より

今回、支援の対象となるのは人件費以外のカウンターの整備・機能強化にかかる工事・設備費用や、案内標識・可変情報表示装置などの多言語化にかかる経費など。民間事業者や地方公共団体で、国交省による手ぶら観光共通ロゴマーク掲出の認定済み、または認定する見込みがある事業者が対象となる。補助率は対象経費の3分の1以内。応募受付期間は2016年8月17日~9月30日17時必着。応募要項など詳細は、国土交通省のホームページへ。

国交省・手ぶら観光カウンターの整備・機能強化等に対する補助事業の二次募集について

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