関西国際空港、従業員の「麻しん(はしか)」感染が33名に、問い合わせ窓口を開設

関西エアポートは2016年9月7日、関西国際空港内従業員の「麻しん(はしか)」感染に関する状況を発表した。大阪府による公開情報によれば同日現在で陽性と診断された従業員は33名。同社対策本部ではそのうち29名がすでに回復していると発表、事業者内での対応周知などを継続している。

この状況を受け、同社は問い合わせ窓口を開設し、ウェブサイトやターミナル館内のポスターなどを通じて注意を喚起。大阪府泉佐野保健所や関連機関と連携のうえ感染拡大の阻止対策を講じると同時に、同社の公式フェイスブックページなどでも随時情報を発信している。

なお、はしかの潜伏期間は10日~12日程度。感染者には以下のような症状が想定されるという。8月17日以降に関西国際空港を利用し、症状が確認できた人は医療機関に相談のうえ、その指示に従ってほしいとしている。

麻しんの症状

  • 発熱、咳・鼻汁、皮膚の発疹、結膜の充血、口の中の斑など
  • 全ての症状が出現するとは限らない。
  • 発熱は、一旦下がっても半日から1日後くらいに再び高熱が出る。

問い合わせ窓口

  • 電話:072-455-2288
  • メール:taisaku@kansai-airports.co.jp

参考情報:厚生労働省 麻しん(はしか)に関するQ&A


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