御殿場プレミアム・アウトレットを地域の観光ハブに、エリア拡大で宿泊・温泉施設を開業、約100店舗増加へ

三菱地所・サイモンは静岡県の御殿場プレミアム・アウトレットについて、第4期増設計画を発表した。現在、店舗面積約4万4600平方メートル、約210店舗の同アウトレットは日本最大規模を誇るが、新たに約1万6000.平方メートル、約100店舗を増加し、合計約6万平方メートル、約300店舗とする。

これにあわせ、エリア内には小田急電鉄によるホテル「小田急御殿場ホテル(仮称)」と日帰り温泉施設「小田急御殿場温泉(仮称)」を開業する。

2016年9月7日に両社が開催した記者会見で、三菱地所・サイモン代表取締役社長の山中拓郎氏は同アウトレットについて、観光ハブ都市を目指す御殿場市のエリアハブ的な存在とする意向を表明。また、小田急電鉄代表取締役社長の山木利満氏は、箱根エリアとの相乗効果を発揮することで、一大広域観光リゾートエリアなることへの期待を示した。

造成工事は2016年9月に着工し、ホテル・日帰り温泉施設は2019年冬、アウトレットの増設エリアは2020年春の開業を目指す。ホテルは地上8階建て約180室で、半数が富士山ビューとなる。併設の日帰り温泉施設は古民家風のデザインで、富士山ビューの露天風呂や約20室の日本最大級の貸切個室露天風呂、レストランを設ける。

なお、小田急電鉄は2016年11月1日から、バスタ新宿(新宿高速バスターミナル)/御殿場プレミアム・アウトレット間で、路線バスの運行を開始する。

発表資料より

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