KNT-CT、総取扱額は3.8%減、団体旅行が好調 -2016年7月実績

KNT-CTホールディングスの2016年7月の取扱額は、前年比3.8%減の386億4813万円となった。内訳は、国内旅行は3.7%減の253億1234万円、海外旅行が7.0%減の112億9167万円、外国人旅行が17.2%増の12億3299万円。

国内旅行は団体旅行が、一般団体が17.0%増、学生も8.6%増となり、団体計で12.8%増の53億3522万円と好調に推移。ただし、企画旅行が近畿日本ツーリスト個人旅行のメイトが16.1%減の61億5018万円、クラブツーリズムが2.2%減の84億6320万円で下回り、国内旅行合計は3.7%減の253億1234万円となった。クラブツーリズムによると、登山や歩くスポーツ型ツアーが牽引したテーマ旅行が5.7%増と増加したものの、全体的には伸び悩んだという。

海外旅行は団体旅行で学生団体が49.3%増の8億5243万円と伸びたが、一般団体が25.3%減と大幅減少し、団体旅行合計で8.0%減の22億6880億円に。企画旅行は近畿日本ツーリスト個人旅行のホリデイが25.3%減の12億4966万円、クラブツーリズムも2.1%減の48億4680万円となった。海外旅行に関しては近畿日本ツーリスト個人旅行とクラブツーリズムともにテロの影響を指摘しており、ヨーロッパ方面の不調が続いているという。ただし、クラブツーリズムは北欧、スイス、ロシアは好調だったとしている。

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