JAL、太平洋線と中国線の旅客数が2ケタ増、利用率は欧州線以外は8割台に -2016年8月

日本航空の2016年8月の国際線輸送実績によると、旅客数は前年比0.6%減の74万8317人で、わずかに前年を下回った。有効座席キロ(ASK)、有償旅客キロ(RPK)ともに0.4%増と前年よりも増え、利用率は前年と同じ83.2%となった。

路線別で見ると、旅客数が前年を上回ったのは太平洋線(11.6%増の10万7585人)と中国線(12.1%増の14万1769人)のみ。いずれもASKを増やしているが、RPKはそれを上回る伸び率だった。それ以外の方面はASKを減らしており、特に韓国線はASKが15.6%減で旅客数も16.3%減の5万2221人と2ケタ減となった。また、利用率ではハワイ・グアム線が88.9%で最も赤い結果となった。

国内線は、旅客数が3.3%増の304万2854人、ASKが2.5%減、RPKが3.1%増で、利用率は74.0%だった。

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