京都府、観光スポット配信でAR(拡張現実)サービス企業と連携へ、O2O事業も視野に

京都府が、位置情報AR(拡張現実)サービスを使った観光情報整備に取り組む。未来ボックス社が提供するARデータメディア「SPOTJAPAN.org」を通じ、知名度の高い観光スポットだけでない「隠れたスポット(マイクロスポット)」の魅力を発信。新たな観点での観光活性化につなげるもの。

未来ボックス社の「SPOTJAPAN」では、地方自治体や観光団体の公式アカウントを発行し、各地の「マイクロスポット」位置情報や画像、動画、音声登録サービスを展開中。同時にマルチデバイス、多言語対応配信のためのプラットフォーム整備を進めていく計画。

京都府では8月に、同社同席のもと「ポケモンGO」「Ingress」を開発したナイアンティック社との会談を実施。今後O2O事業の展開も視野にした連携強化を確認し、同社によるシステム提供に至ったという。

なお、自治体・観光団体による「SPOTJAPAN」への登録は原則として無料。今後は都道府県向けパッケージを開発し、有料で本格的な地域マイクロ観光スポット管理ソリューションを提する計画もあるとしている。


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