東北6県へのインバウンド拡大へ、官民共同の13プログラムが本格稼働 ―復興庁

復興庁がこのほど、東北6県へのインバウンド需要拡大に向けた13の新プログラムを本格始動した。「新しい東北」交流拡大モデル事業の一環として、官民共同で継続的な販売をおこなう商品造成を支援。約70件の提案から13件を選出したもの。第一弾は2016年9月18日に宮城県で開催される「ツールド・東北」を対象としたスポーツイベントツアー。東武トップツアーズが台湾・香港・韓国市場からの誘客をおこなう。

そのほか、ダイヤモンド・ビッグ社が東北各地の旅行会社と連携して造成した「東北と海外をつなぐ」着地型ツアー流通モデル、NTTドコモの「宿泊×自転車シェア」を通じた商品、ミキ・ツーリストが手掛ける欧州サプライヤー事業者向け東北ツアー、東北七新聞社協議会幹事・福島民報社による東北6県ならではのコンテンツ「TOHOKU SNOW MONSTER(冬の東北:樹氷)」のブランド商品展開、地元放送会社・仙台放送による「東北在住の留学生と作る"Go! Go! Tohoku!!"」ブランドなど、内容は多岐にわたる。対象市場もアジア各国のほか、欧米、国内在住外国人などさまざまだ。

今回のプログラム実施後、2017年2月に報告会を経て内容を検証し、継続的な取り組みに生かす。同時に国内在住の外国人100名による投票もおこない、その反響も踏まえてモニターツアーの実施をおこなう計画だ。

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