JAL、北海道と連携で台風被害の復興キャンペーン、旅行会社と道北・道東の観光振興へ

日本航空と北海道は2015年12月に締結した包括連携協定に基づき、2016年8月以降の台風で被害を受けた北海道の観光需要回復に向けた取り組みを行なう。現在は、ほとんどの観光地や観光施設が復旧し、通常観光が可能だという。

そこで今回のキャンペーンでは、北海道が行なう「旅して応援!ほっかいどう」キャンペーンと連携。JALは道外からの誘客を目的とする「JAL北海道応援キャンペーン『行こう!北海道へ』」を行ない、観光振興を図っていく。特に被害の大きかった道東・道北に対しては、同方面への観光を促す「JALきた北海道・ひがし北海道応援キャンペーン」で、旅行会社と統一ロゴ掲載の応援商品を設定。JALグループや旅行会社スタッフの観光研修を推進するほか、JALダイナミックパッケージでは北海道旅行に使える1万円のクーポンも発行する。

このほか、特別運賃「応援先得」の設定や、マイルによる特典航空券の利用対象路線に東京/女満別、旭川、釧路、帯広線も期間限定で設定。特典航空券の利用で1区間あたり500eJALポイントをプレゼントする。さらに、札幌(丘珠)/釧路線の臨時便の設定や、羽田空港国内線桜ラウンジで11月の1か月、北見地方産の玉ねぎを使用したオニオンスープを1日1000食限定で提供し、被災農産品の消費も応援する。

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