エクスペディア経由の訪日旅行者数、韓国が急増でトップに、国内主要都市の人気トップ5も発表

エクスペディアはこのほど、2016年第3四半期(2016年7月~9月)実績にもとづく訪日外国人旅行者の動向を発表した。それによると、同社統計データ上の訪日外国人旅行者のシェア1位は韓国。次いで香港、米国、台湾、オーストラリアと続いた。国別シェアの増加率をみると、ここでも韓国がトップで約50%増。続いて台湾とカナダが約45%増、米国とシンガポールが約40%増だった。

アジア地域からの旅行者が引き続き増加傾向にあるなか、同社では米国やオーストラリアに注目。米国は平均宿泊料金が高く、オーストラリア人旅行者は他国と比べて1回の宿泊滞在日数が平均3泊と長いこと、さらに平均リードタイム(予約日と宿泊費の日数の差)が2ヵ月超に及ぶ特徴があるとしている。

また、国内主要都市の人気トップは東京、2位が大阪、3位沖縄、4位京都、5位福岡だった。一方、都市別の人気増加率1位は函館(約160%増)。続いて北海道(札幌・函館、ニセコを除く)が約110%増、横浜が約105%増、九州(福岡を除く)が約100%増、甲信越が約80%増で上位に。ゴールデンルート以外の函館や横浜などが大幅に増加していることについて同社では、国際的に知名度が低いエリアを対象にしたプロモーションへの投資が功を奏したとしている。

同社の統計に基づく訪日外国人旅行者の動向は以下のとおり。

エクスペディア:報道資料より

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