旅館内で大浴場やフロントの空き情報をリアルタイム公開、オリックス不動産がIoT活用システムを実証実験

オリックス不動産は運営する「御宿 東鳳」と「宇奈月 杉乃井ホテル」の2旅館で、空席情報を管理するIoTシステム「オリバ」の実証実験を開始した。

レストランやフロント、大浴場など、旅館内のパブリックスペースの空き情報を、施設利用客のスマートフォンやタブレットでリアルタイムで表示できるシステムで、実施期間は2016年11月21日~2017年3月31日まで。将来的にはオリックス不動産が運営する他の宿泊施設にも導入する予定だ。

同システムを開発したのは、スタートアップ企業の株式会社バガン。オリックス不動産がスタートアップコミュニティを運営するcrewwと行なったオープンイノベーションプログラムにバガンがエントリーし、今回の協業が実現した。オリックス不動産では自社の事業とスタートアップの技術や核心的なアイディアとのコラボレーションで、新サービスや既存サービスの向上、施設の魅力アップを図っていく考えだ。


発表資料より

みんなのVOICEこの記事を読んで思った意見や感想を書いてください。

観光産業ニュース「トラベルボイス」編集部から届く

一歩先の未来がみえるメルマガ「今日のヘッドライン」 、もうご登録済みですよね?

もし未だ登録していないなら…