JAL、国際線旅客数が7ヵ月ぶりに前年比増、利用率は約8割で継続

日本航空(JAL)の2016年11月の国際線輸送によると、旅客数は前年比1.7%増の68万3391となり、4月以来7ヵ月ぶりでプラス遷移となった。有効座席キロ(ASK)は0.8%増、有償旅客キロ(RPK)は2.7%増で、利用率は80.7%。利用率は10月に79.7%となったものの、6月以降約8割を維持している。

旅客数を方面別で見ると、米大陸線は7.8%増の9万6214人で、RPKが8.8%増、ASKが9.6%増といずれも増加。利用率は77.9%だった。中国線の旅客数は20.8%増の10万1593人と大幅な伸び。ASKの5.8%減に対し、RPKは21.5%増。利用率は66.5%だった。そのほか、オセアニア線とハワイ・グアム線は旅客数が微減となったものの、旅客数は約9割となっている。

国内線の旅客数は2.3%増の286万3031人。ASKは1.0%増、RPKは1.5%増で、利用率は101.0%となった。

みんなのVOICEこの記事を読んで思った意見や感想を書いてください。

観光産業ニュース「トラベルボイス」編集部から届く

一歩先の未来がみえるメルマガ「今日のヘッドライン」 、もうご登録済みですよね?

もし未だ登録していないなら…