子どもも旅先の「ネット環境」や「SNS映え」を重視する時代に、日本食も高評価 -ブッキング・ドットコム

ブッキング・ドットコムは世界の子供たちを対象に家族旅行に望むことを調査し、その結果を発表した。

これによると、12~15歳の最大の関心事は、「旅行中もSNS投稿や友人とのやり取りが続けられること」。89%が「安定した通信ができるWi-Fiが欠かせない」とし、特に日本で求められる傾向が強いという。また、44%が「SNS投稿用の目立つ写真撮影が重要」とも回答。プールやビーチのそばに滞在し、多くのアクティビティを楽しめることも上位にあがったが、旅行中に他の子供たちと仲良くなることは25%にとどまった。

これに対し、その下の世代である5~11歳のトップ3は、プール(73%)やビーチ(58%)の近くに滞在、地元ではできないアクティビティ(54%)で、よりアクティブな傾向に。「他の子供たちと遊ぶこと」も42%が重視する。さらに「旅行中のアイスクリーム食べ放題」(34%)や「普段食べてはいけないといわれている食べ物を食べること」(32%)など、飲食の体験も重要な要素であることが判明した。

発表資料より

ブッキング・ドットコムによると、今回の調査では旅先の上位ランクはギリシャ、ブラジル、アメリカの結果に。実際に訪れた子供の回答でおすすめの旅先として挙げられており、子供が重視するアクティビティやビーチ近くの宿泊施設、SNS投稿向けの写真撮影場所などがそろっているという。

また、日本の評価も高く、「普段食べてはいけないといわれるものを食べること」では日本が1位に。84%の子供が「日本への旅行では食べ物がおいしかった」と回答した。

同調査はブッキング・ドットコムが31市場で回答者2万2564名を得て実施。5~15歳でブッキング・ドットコムの掲載施設に1泊以上宿泊し、保護者の承諾を得て口コミを記入しているといった条件を満たした人が対象だ。旅行先は100名以上の訪問者がある国に限定した。

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