ホテル vs 民泊、世界の旅行者が滞在先で感じる「喜び」はホテルに軍配

ブッキング・ドットコムはこのほど、世界17か国を対象に「旅行に対する喜び(ハピネス)」に関する調査を実施した。それによると、77%が「もっとハッピーになりたいときに旅行に行く」と回答。同時に全体の7割が「最高の休暇は、宿泊施設で自宅のようにくつろげるとき」と答えた。一方、滞在先別では「ホテルやホステル、ヴィラに泊まること」に喜びを感じる人が67%に対し、「アパートメントや別荘に泊まること」を挙げたのは33%にとどまる結果も判明した。

また、同調査では「ハピネス」の度合いを旅行前(タビマエ)と旅行中(タビナカ)に分けて分析している。

その結果、タビマエでは39%が「予約から出発までの間に、1日1回は予定している旅行についてついつい考えてしまう」と回答。また、8割が「準備段階で地図を見て行きたい場所を調べることに喜びを感じる」(80%)、「旅先の写真や、アパートメントやヴィラ、ホテル、B&Bなどの宿泊施設の写真を事前に見ることに喜びを感じる」(79%)、6割が「予約した宿泊施設のクチコミを読むことに喜びを感じる」(61%)と回答したという。

一方、タビナカでは、87%が休暇中のもっとも幸せな瞬間として「休暇一日目」を挙げたほか、「宿泊施設を見た瞬間」(83%)、「宿泊施設で自宅のようにくつろげるとき」(70%)と答えている。

以下は今回の調査結果に基づくインフォグラフィック。旅行予約直後と休暇1日めに「ハピネス」度のピークを迎える様子がわかる。

ブッキング・ドットコム:報道資料より

この調査は日本を含む17か国(日本、イギリス、ドイツ、フランス、オランダ、イタリア、スペイン、クロアチア、ロシア、アメリカ、カナダ、ブラジル、中国、インド、タイ、オーストラリア、ニュージーランド)にてアンケート形式で実施したもの。対象者は18歳以上で過去1年間に国内外旅行を経験した1万7157名(各国1000名以上)。

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