西武鉄道、横浜アリーナを子会社化、新横浜エリアの事業基盤を強化

西武ホールディングスは連結子会社の西武鉄道が、株式会社横浜アリーナの株式の一部を取得し、子会社化することを発表した。

西武鉄道は横浜アリーナ設立時から資本参加しており、現在は全体の16.8%の株式を所有している。これを、現在の筆頭株主で58.8%・7万株を保有するキリンホールディングスから一部を取得し、取得後の保有株式を63.0%・7万5000株に拡大する。

子会社化により、横浜アリーナ周辺の同社グループが保有する新横浜プリンスホテル、新横浜プリンスペペなどと連携を強化し、新横浜エリアの事業基盤を強化する。さらに、横浜アリーナの営業力を生かし、西武鉄道沿線のメットライフドーム(旧称:西武ドーム)などにコンサートやスポーツイベントの誘致も図る。

今回、キリンホールディングスの横浜アリーナの株式の一部を、総合エンターテイメント企業のアミューズも取得し、新たに資本参加した。同社では各株主とも連携し、より充実したサービス提供を目指すとしている。

【横浜アリーナ:2017年3月下旬時の株主構成】

  • 西武鉄道 75,000株 63.0%
  • 横浜市:29,000株/24.4%
  • キリンHD:10,000株/8.4%
  • アミューズ:5,000株/4.2%

    (株主:持株数/保有比率)

【株式会社横浜アリーナの概要】

  • 所在地:神奈川県横浜市港北区新横浜3丁目10番
  • 設立:1986年11月5日(1989年4月1日開業)
  • 資本金 4,999,999,610円

みんなのVOICEこの記事を読んで思った意見や感想を書いてください。

観光産業ニュース「トラベルボイス」編集部から届く

一歩先の未来がみえるメルマガ「今日のヘッドライン」 、もうご登録済みですよね?

もし未だ登録していないなら…