博報堂、通訳案内士不足の解消へ研究プロジェクトを発足、訪日外国人向けの音声ガイドデバイスで

博報堂アイ・スタジオはこのほど、訪日外国人旅行者を対象とする観光業界向けソリューション研究プロジェクト「Project JACH」を立ち上げた。通訳案内士不足の問題解消に向け、音声配信デバイスを活用した観光ガイドシステム開発に取り組むもの。

プロダクト第一号の音声配信デバイス「JACH」では、GPSを内蔵して位置情報を把握。その場所に関連する情報を多言語で提供する。対応言語はスイッチで切り替えることができ、中国語、韓国語、英語から始め、順次言語を拡大していく予定。デバイスでは、観光情報だけでなく、観光で役立つ情報や日本に関連する「小ネタ」などを、冗談も交えながら配信するという。

デバイスのイメージは以下のとおり。ヒゲの部分にイヤフォンを挿入すると自動的に音声案内が開始する仕組み。3月に米テキサス州で開催されるトレードショー「サウスバイサウスウエスト」でブースを出展する予定だ。

JACH紹介サイトより

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