外務省、サウジアラビアと数次ビザ発給で合意、両国間の査証発給を円滑化へ

外務省は2017年3月13日、サウジアラビアとの間で「サウジアラビア王国政府と日本国政府との間の両国国民に対する訪問査証の発給の円滑化に関する協力覚書」を交わした。両国がそれぞれのビザ(査証)制度のもとで、ビザ申請者が有効な旅券を所持することを条件に、有効期間最長3年、一回の滞在可能期間を最長90日間とする数次ビザ発給に合意したもの。

ビザ申請料金は、サウジ側は190サウジ・リヤール(約6000円)、日本側が6000円、またはこれらに相当する額とした。

今回の覚書署名は、外務省薗浦健太郎外務副大臣とニザール・ビン・オベイド・アル・マダニ・サウジアラビア外務担当国務大臣が実施。訪日中のサルマン国王と安倍晋三内閣総理大臣との首脳会談後、両首脳立ち合いのもとおこなわれた。

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