三重県で体験型観光プログラム開発、11市町が連携、「忍者×ボルダリング」などネット販売へ

全国で地方活性プロデュースをおこなうトコナツ歩兵団が、「日本創造おもしろプロジェクト」として三重県内11市町(四日市市、伊勢市、松阪市、桑名市、鈴鹿市、鳥羽市、いなべ市、志摩市、伊賀市、南伊勢町、紀北町)を対象とする新プログラム「三重あそび」を発表。このほど予約受付を開始した。

トコナツ歩兵団とは、マイロックチョコレーツ社の渡部祐介代表が団長を務める"おもしろ企画創造集団"。各地のエンターテイメントやまちづくり、商業施設などの開発をおこなっている。「日本創造おもしろプロジェクト」はトコナツ歩兵団が手掛けるプロジェクト。これまで、福井県や岐阜権、静岡県、福島県などで観光コンテンツ開発を展開している。

今回新たに発表した新プログラム「三重あそび」では、例えばボルダリングと忍術講座を融合した「忍者×ボルダリング」(伊賀市)、空に突き出す絶景巨岩で味わうコーヒー「未知の絶景至福の珈琲」(紀北町)、漁村と小学校を改装した宿泊施設の協業で食事のおかずは海で自己調達する「漁村×サバイバル」(南伊勢町)など、体験型のユニークな11プログラムを提供。桑名市ののはまぐり、松坂氏の松坂牛、四日市市のとんてきなど、各地の人気グルメも登場する。

今回の観光プログラムは、トコナツ歩兵団が企画したワークショップを中心に開発されたもの。実現性や季節性などを踏まえ、398案から各市町1案に厳選したという。

予約は楽天トラベル「旅頃」ページのほか、トコナツ歩兵団と楽天トラベル、三重県、プログラムに参加する11市町が規格した特設サイト「観光三重」で受け付ける。料金は、伊賀市の「忍者×ボルダリング」が8500円、南伊勢町の「サバイバル×漁村」が小学生3000円、大人5000円など。

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