三越伊勢丹がニッコウトラベルを子会社化、TOB完了で高級旅行事業を本格化

ニッコウトラベルは2017年3月23日、三越伊勢丹ホールディングスが2月13日から実施していた同社株式公開買い付け(TOB)を終了し、その結果を公開した。三越伊勢丹グループによるニッコウトラベル子会社化にともなうもの。TOBの結果、ニッコウトラベルの普通株式860万2694株について応募があり、そのすべてを三越伊勢丹が取得。これにより、三越伊勢丹ホールディングスの所有権割合が91.22%に。ニッコウトラベルのこれまでの筆頭株主だった久野木和宏氏に代わって三越伊勢丹が筆頭株主となる。

なお、今回の手続き実施により、ニッコウトラベルは東証第2部への上場が廃止となり、普通株式の市場取引は不可能となる。今後の手続きなどについては、両者協議のうえ、公表される予定だ。

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