グーグル、地図アプリ「Google Maps」に新機能、現在地や行動ルートのリアルタイム共有を可能に【動画】

提供:AP通信

グーグル(google)はこのほど、スマホ版地図アプリ「Google Maps」で自分の居場所をリアルタイムで共有できる新機能をブログ上で発表した。Android版とiOS版で近日中に利用可能となる見通し。居場所の通知を受けた人は、スマホアプリのほかウェブ版Google Mapsで知人の居場所を確認できる。

利用方法は簡単で、サイドメニューから「Share location(現在地の共有)」を選択するか、地図上の現在地を示す「青い点」をタップするだけ。共有したい相手やどれだけの時間共有するかが選択できる。

さらに今回の機能拡張では、現在地だけでなく「目的地までのルート」も共有できる「Share trip(行程の共有)」が可能だ。この機能を利用すれば、移動ルートや目的地への到着予定時刻をシェアできるため、例えば目的地で合流したり、友だちから行程についてのアドバイスを受けることもできる。ルート共有は、目的地到着とともに終了する。

▼以下はアプリのイメージ。左から、自分の現在地の共有設定画面、共有されたユーザーに表示される画面、行動ルートの共有設定画面。

グーグル:報道資料より

以下は、グーグルによる新機能紹介動画だ。

Share your real-time location with the people you want, for exactly as long as you want(Youtube:約1分)

一方、今回の機能拡張は便利なものとなる反面、プライバシーの侵害や犯罪につながる可能性も否めないという課題がある。例えば、AP通信の報道では、結婚相手がいつどこにいるのかを知りたいケースや両親が子供の居場所を常に把握したいケースで、両者の摩擦が発生する恐れがあることに言及。さらに、このような追跡機能は、ストーカーや虐待者が利用するツールにもなり得るする専門家の見解も示す。

この問題に対してグーグルでは、「知らない間に行動を追跡されてしまう」ことを回避するために、自分の現在地を共有する期間(時間)を制限できる機能を設けたという。また、共有時間制限を設定していないユーザーには、定期的に確認用のメールを送付する考えだ。

このような知人の行動を追跡できるツールは、Google Maps以外にもすでに多数存在している。今後さらに、特定のアプリに特化しない広範囲な検討が必要となってくるだろう。

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