宿泊施設の人材派遣会社がインバウンド手配業に参入、取り組み第一弾はタビマエ・タビナカのインドネシア人

国内観光地の宿泊施設に対する人材派遣サービス「はたらくどっとこむ」を運営するアプリ社は2017年4月より、訪日旅行手配サービス「J+(ジェイプラス)」を開始する。現在、第2種旅行業を申請中。

当面のターゲット市場は、同社がグループ会社を運営しているインドネシア。旅行前(タビマエ)の旅行者向けには海外の現地旅行代理店に対する日本国内ツアーの企画・提案を実施する一方で、旅行中(タビナカ)の旅行客には、プロモーションサイトによる情報提供をおこなう。訪日客の複数のシーンを対象に、訪日旅行ランドオペレーターとして、国内地方の活性化につながるツアー企画・催行に取り組む計画だ。

同社は、これまで観光地での住み込み求人サイト「はたらくどっとこむ」を運営してきた企業。スタッフ登録者数は約12万5000人で、全国の取引先は約2800カ所に至る。リゾート人材サービスを通じて若者の就業支援をおこなうほか、外国語を話せる人材紹介などのインバウンド対応プログラムも展開しており、地方の人々や訪日旅行者の受け入れ先(宿泊施設等)とのネットワークを持つ強みがある。

今後は新サービスを介して、各地と訪日客のマッチングや両者のニーズ把握、不満や不安の解決にも対応していく考え。サービスのイメージは以下のとおり。

アプリ:報道資料より

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