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国内5都市からウズベキスタンに直行チャーター便、両国首脳の会談で実現

ウズベキスタンと日本の共同の取り組みで、日本からウズベキスタン・サマルカンドへの往復チャーター便ツアーが実施される。

ウズベキスタン側は、同国大使館と観光省、ウズベキスタン国営航空、日本側はワールド航空サービス、阪急交通社、ジェイティービー(JTB)、西鉄旅行、エヌオーイー(NOE)、日本旅行、読売旅行の大手旅行会社と日本旅行業協会(JATA)などが参画。4月、8月、9月10月に計9~10本を運航する。

往復チャーター直行便の運航は、安倍晋三総理大臣とウズベキスタンのイスラム・カリモフ大統領と会談で決定。これは2015年10月にウズベキスタンを公式訪問した際に、日本の観光庁の支援で実現したものだ。

2016年に続き、2年目となる今回は成田のほか、新たに名古屋、大阪、福岡、仙台からの直行フライトも運航。これら4都市からサマルカンドへの直行便運航は今回が初めて。

ツアー日程は約1週間。ツアーでは、シルクロードの交差点として栄えたサマルカンド・レギスタン広場で、ユネスコ主催の民族舞踊コンサートや民族衣装ファッションショー、3Dマッピング(音と光のショー)を実施。ウズベキスタン政府の特別許可で実施するもので、唯一の機会になるという。また、チャーター便利用の日本人旅行客には、空港での手続きを緩和する制度も適用される。

直行便の所要時間は約8時間30分。実施日は以下の通り。

【2017年ウズベキスタンチャーター直行便予定】