「JTB × ビームス」で異業種協働プロジェクト、新しい需要創造で地域活性化、第一弾は九州の「天草」

JTB国内旅行企画と衣料や雑貨のセレクトショップBeams(ビームス)は、異業種協働プロジェクト「JTBeams」を開始する。JTB国内旅行企画の旅のプロデュース力やネットワークと、ビームスの選択眼やセンスを掛けあわせ、新しい価値と需要を創造。「モノ・コト・ヒト」をキーワードに、日本を楽しむコミュニティを作り、地域活性化に繋げる。

ビームスでは2016年、「BEAMS“TEAM JAPAN”」を発足。日本の魅力をキュレーションし、発信拠点をオープンするなど、日本にフォーカスした事業を開始していたという。

協働プロジェクトで注目するのは「九州」。そのなかでも第一弾は熊本県・天草を取り上げる。歴史的なイメージが強いが、3つの海と山々に恵まれた地形はリゾート地としてもふさわしく、文化や産品もある。この再発見した天草の魅力を、JTBの顧客である旅好きの人はもちろん、ビームスの顧客であるファッションやカルチャーに関心の高い客層にも発信する。

具体的にはBEAMS JAPANで、ビームスが目利きした天草の銘品を展示販売する物産展を開催。モノの魅力に加え、ストーリーや背景も共有し、現地を旅するきっかけに繋げる。協働プロジェクト「JTBeams」コーナーも併設し、その場で旅行を選ぶことも可能とする。

さらにプロジェクト特設サイト「BEAMS PLAY in 九州」を開設し、モノ・コト・ヒトを切り口に現地の体験を紹介。第一弾の天草に関しては、BEAMS“TEAM JAPAN”の総合アドバイザーで、天草市出身の放送作家・脚本家である小山薫堂氏も同サイトと物産展のキュレーションに参画している。

みんなのVOICEこの記事を読んで思った意見や感想を書いてください。

観光産業ニュース「トラベルボイス」編集部から届く

一歩先の未来がみえるメルマガ「今日のヘッドライン」 、もうご登録済みですよね?

もし未だ登録していないなら…