2017年度の通訳案内士試験は現行通りに実施、願書受付は5月15日から -日本政府観光局

日本政府観光局(JNTO)は、2017年度の通訳案内士試験の実施概要を発表した。JNTOは通訳案内士法に基づき、国の試験事務代行機関として同試験を実施している。

2017年度試験の願書配布・受付は2017年5月15日~6月26日まで。筆記試験は8月20日、筆記試験の合格発表は11月9日(予定)、口述試験は12月3日、最終合格発表は12月25日の予定だ。詳細はJNTOのホームページへ。

通訳案内士制度に関しては2017年3月に現行の通訳案内士法の規制緩和が閣議決定され、現在会期中の通常国会で改正法案の成立が見込まれている。本国会で法案が成立した場合、9か月以内に試行されるため、来年度からは改正法のもと、試験が行なわれることになる。

改正法案では有資格者の業務独占規制を廃止する一方、有資格者以外の資格名称「通訳案内士」の使用を禁止する。通訳案内士には、試験科目に「実施項目」を追加。定期的な研修義務も課す。また、地域に特化した「地域通訳案内士」制度も創設する。

みんなのVOICEこの記事を読んで思った意見や感想を書いてください。

観光産業ニュース「トラベルボイス」編集部から届く

一歩先の未来がみえるメルマガ「今日のヘッドライン」 、もうご登録済みですよね?

もし未だ登録していないなら…