エボラブルアジア、法人の出張手配を本格化、BTM老舗の東京マスターズを子会社化

エボラブルアジアは、海外出張手配を主力とする株式会社東京マスターズの全株式を取得し、子会社化した。これにより、エボラブルアジアは国内出張手配を強みにしていたビジネストラベルマネジメント(BTM)事業で海外航空券の取り扱いを開始し、海外出張手配を本格化する。

具体的には、エボラブルアジアのウェブ出張予約システム「旅Pro-BTM」に、従来の国内航空券と新幹線、宿泊、パッケージに加え、海外航空券などを追加。また、各社の顧客に対する相互の商材のクロスセルも実施する。エボラブルアジアは主に国内企業、東京マスターズは主に外資系企業という異なる顧客基盤を活かし、事業シナジーを創出していく。

なお、エボラブルアジアでは日本におけるBTM市場を6.4兆円規模と試算。このうち、国内移動と国内宿泊に限ると約1.8兆円との調査結果を発表している。航空券利用は過半数の企業が出張経費管理を行なっていないことから、今後さらなる市場拡大が見込まれるとしている(調査は2016年6月に実施)。


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