不動産系データ事業にエボラブルアジア社など出資、元・楽天トラベル事業長の山本氏が経営、計5100万円の資金調達

元・楽天トラベル事業長の山本考伸氏が代表を務めるCocolive(ココリブ)が、同氏が社外アドバイザーを務めるエボラブルアジア社のほか、ベンチャーリパブリックや個人投資家を引受先とする合計5100万円の資金調達を実施した。2017年5月19日付で不動産事業者向けに顧客分析と可視化サービス「KASIKA」を開始する。

山本考伸氏は、エクスペディアで日本語サービスの立ち上げに携わった後、トリップアドバイザーや楽天トラベルで役員を歴任。2017年にCocoliveを創業して代表取締役に就いている。Cocoliveでは、住宅や賃貸物件を探す顧客の潜在ニーズを分析して通知するサービスなどを提供。そのほか、顧客の行動パターンを「見える化」するなど、データの力で住まい探しを支援するビジネスを展開する。

なお、エボラブルアジアは同社への投資を通じて、山本氏やCocolive社が持つオンライン旅行事業やデジタルマーケティングのノウハウを活用。自社OTA事業におけるサービスや商材、コンテンツの強化などを図っていく考え。

Cocolive:報道資料より

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