クルーズ環境整備の補助金で24港の事業採択、ツートップは博多港と横浜港 ―国土交通省

国土交通省は2017年度の国際クルーズ旅客受入高度化事業(第1回募集分)として、24港29地区の事業を採択した。訪日クルーズ旅客数500万人の達成に向け、クルーズ利用者の利便性・安全性の向上や物流機能の効率化につなげるもの。移動式ボーディングブリッジや屋根付き通路の設置といった受け入れ機能高度化事業の経費に対する補助をおこなう。

採択港のうち、事業費の最高額は博多港・中央ふ頭地区で、上屋の撤去に5億9838万円。そのほか、横浜港・大黒ふ頭地区の大型テント駐車場整備が4億6250万円、神戸港・新港地区の旅客上屋等の改修が2億7500万円、釧路港・東港区北地区の上屋の撤去が2億4706万円、金沢港・南地区の駐車場屋根付き通路整備が1億2000億円、境港の外港竹内南地区・外港中野地区・外港昭和南地区の屋根付き通路大型テント整備に1億200万円など。

2017年度配分額としては、事業費が合計26億1308万円、国費として合計8億7101万円が計上されている。

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