東急電鉄、観光ガイド仲介サイトと資本提携、沿線エリアの観光資源でインバウンド誘致強化へ

東京急行電鉄と、日本人ガイドと外国人観光客を繋ぐマッチングサービス「TOMODACHI GUIDE」のHuber.(ハバー)は、東急線沿線の観光資源の開拓や外国人観光客の誘致の強化を目的に、資本業務提携を契約した。

すでに両社は2017年2月、外国人観光客の動向調査を実施。東急線沿線のツアーを約100件実施した後に、日本人ガイドに東急線沿線の潜在的な観光資源についてヒヤリングを行なった。すると、「渋谷から代官山への街並みの変化」「二子玉川の街の景観」といった、都会と地域が近くにあり、街の多様な側面を体験できる面白さといった観光価値を確認できた。この成果を受け、今回の提携に至ったという。

今後両社は、相互の経営資源を活用し、インバウンド事業の機会創出を推進。東急は外国人観光客のリアルなニーズに基づくマーケティング機能を強化する。ハバーは東急グループの事業拠点で、ガイドマッチングサービスやリサーチ事業を推進。東急グループの観光資源や経営資源を活用し、誘客強化やハバーのサービスの認知向上、事業エリアの拡大など、さらなる事業推進も図っていく。

なお、今回の資本業務提携では東急電鉄が、ハバーの普通株式の割り当てを受ける。

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