GDSセーバー、新しい航空運賃APIを発表、旅行会社やOTA向けに自動検索機能を提供

GDS事業のセーバー・コーポレーションは2017年6月30日、航空運賃の自動検索機能や、探している運賃を素早く見つけられる機能を提供する新たなAPI、「フェア・ナバー(FareNabber)」を発表した。旅行会社のスタッフが顧客から受けた様々なリクエストに合う条件の運賃を、迅速に探し出すのに役立つもの。米国ラスベガスで開催したセーバーTTX イノベーションカンファレンスの場で明らかにした。

セーバーでは、昨今のユーザーが「なんでも自動対応してくれる便利なサービスを日常的に使っているため、旅行手配でも同様のレベルが求められている」と指摘。航空運賃についても、希望する条件がはっきりしていて、探しているオプション・サービスが提供可能になった場合は、すぐに通知を受け取りたい、一番よい条件の運賃を探すのに自分の貴重な時間を無駄にしたくない、といった傾向が強いという。

「フェア・ナバー」では、自動検索機能を通じて、旅行会社やOTA、システム開発者が、こうした要望に対応しやすくするほか、条件に合致したフライトを迅速に探し出す機能を実現。出発地、同行者数、日程や曜日のフレキシビリティ、出発または到着時間、航空会社、運賃額の上限など、利用者のさまざまな要望に沿った運賃検索が可能とした。

APIの詳細は以下のページで参照できる。

https://developer.sabre.com/

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