大阪に1棟民泊マンションが開業へ、180日制限ルールなしの特区民泊で、「純和風部屋」や「日本酒飲み比べ部屋」などコンセプトルームも

民泊予約サイト「STAY JAPAN」を運営する百戦錬磨は2017年7月20日、大阪市西区に自社開発物件の1棟民泊マンション「SJ大阪セントラル」をオープンする。

中古賃貸マンションを賃貸借して民泊施設に活用する特区民泊(国家戦略特別区域外国人滞在施設経営事業)として、大阪市から特定認定を受け、同社が運営する。そのため、今後施行される民泊新法(住宅宿泊事業法)のような営業日数180日制限ルールはなく、通年営業が可能だ。

施設は12階建て全66室のうち44室を民泊として、同社の民泊予約サイトで販売。全室にキッチンを備えるほか、「日本酒飲み比べ部屋」や「純和風部屋」などのこだわりを施したコンセプトルーム8室も用意する。特区民泊の要件「1居室25平方メートル以上」に満たない22室は共有スペースなどに活用し、茶道や着付けなどの日本文化体験スペースや貸会議室、コインランドリーなどで活用する。

立地場所は、中央線阿波座駅から徒歩5分、四つ橋線元町駅から徒歩9分。百戦錬磨では後任民泊を推進することで、地域活性化に貢献するとしている。

1棟民泊マンション「SJ大阪セントラル」イメージ

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