徳島・阿波踊りで市中心部にキャンプ場設置、宿不足対応で手ぶら可能な特別区画の設置など

徳島青年会議所は2017年8月12日から開催される徳島阿波踊りにあわせ、市内中心部にキャンプ場を特設する「AWAODORI CAMP」を実施する。

徳島阿波踊りは例年、開催期間の4日間で約100万人以上の観光客が訪れる。そのため、宿不足が課題となっており、徳島市ではイベント民泊も実施するなど、課題解決が急務だった。

こうした状況を踏まえ、徳島青年会議所では宿不足の解消とともに、阿波踊りの魅力や会場の雰囲気を感じてもらうことを目的に、会場に近い街の中心地に1日限りのキャンプ場特設を企画。限定100張の限られたスペースながら、今後も市民や行政にも認められる大きなムーブメントとして成長することを目指す方針だ。

この徳島青年会議所の開催趣旨にキャンプ業界も呼応。アウトドア業界ウェブメディアのスペースキーは、AWAODORI CAMPに特別協力し、自社ウェブメディアでの告知を行なう。さらに、スノーピークをはじめとするキャンプ用品メーカー5社の協力のもと、キャンプ場100張のうち、手ぶらでキャンプができる宿泊セットの特別区画の設置や、キャンプに関するワークショップ、キャンプ用品の展示会を行なう。

キャンプ場を設置するのは2017年8月12日。同日9時チェックイン、翌13日12時チェックアウトのスケジュールだ。場所は徳島市中徳島町2丁目の旧聾学校跡地で、料金はテント持ち込みの場合で1区画3000円(5名まで)。スノーピークやコールマンなどのキャンプ用品の揃う特別区画は1万5000円(4名まで)だが、特別区画はすでに受付終了となっている。


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