民泊で宿泊者名簿をクラウド管理する新サービス、スマートロックとの連携機能も実装

民泊施設の遠隔型運営「リモート民泊」のサービス開発・運営を手掛けるチャプターエイトは、 チェックイン手続きを民泊ゲストのスマートフォンで完結させ、宿泊者名簿をクラウド管理する新サービス「ABCチェックイン」の導入予約受付を開始した。来年1月からの施行が見込まれる住宅宿泊事業法(民泊新法)では、民泊事業者(ホスト)や運営代行業者に対し、 宿泊者の氏名、住所、 職業などを記載した宿泊者名簿を作成したうえで都道府県知事の要求に応じて名簿を提出することが義務づけられる。

新サービスでは、民泊施設に到着したゲストはスマートフォンでQRコードを読み込み、多言語対応のチェックインページ上でパスポート画像の読み取りや宿泊者情報の入力を済ませる。 その内容は手続き時刻とともにクラウド宿泊者名簿に自動送信され、ホストはリアルタイムに情報を確認することができる。

フロント業務が無人化されることで、ホストはゲスト到着時に施設内に一時滞在する必要がなくなるほか、宿泊料の決済機能やハウスマニュアルのアップロード機能、 日本初となるリクルートテクノロジーズのiNORTH KEY、構造計画研究所のRemoteLockなどのスマートロックとの連携機能も実装しており、 鍵の受渡しや決済、 宿泊ルールの周知、 外国語対応などのホスト業務も効率化する。

チャプターエイトは、 ICT(情報通信技術)の活用によってホスト業務を遠隔化する「リモート民泊」サービスを手掛けており、 今年5月にはその第1弾として日本初の民泊向け無人物販スマホアプリ「Air Buy&Check(ABC)」をリリースした。

新サービスの概要は以下の通り。


・ 初期費用 無料
・月額料金 2,980円(税込)
・事前予約で2ヶ月間無料
・宿泊費の決済手数料 3.75%

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