渋谷スクランブル交差点の「盆踊り大会」に来場者が約3万4000人【写真】

2017年8月5日、東京・渋谷駅前にて「第1回 渋谷盆踊り大会」が開催された。スクランブル交差点周辺から道玄坂、文化村通りで交通規制をおこない、渋谷道玄坂商店街振興組合によって今年初めて実施されたもの。当日は当日の東京は気温30度を超える暑さだったが、来場者数は総計約3万4000人におよんだ。

夕方16時半に交通規制が開始されると、浴衣や甚平姿の人々が続々と集合。18時、SHIBUYA 109前での開催宣言に続いて、渋谷道玄坂商店街振興組合 理事長・大西賢治氏が挨拶。渋谷区立神南小学校の児童や渋谷区長長谷部氏、東京急行電鉄の野本弘文代表、渋谷警察署長 金井高義氏、渋谷消防署長 安藤智氏、渋谷道玄坂商店街振興組合の大西理事長、道玄坂青年会会長・長谷川賀寿夫氏が参加して点灯式を実施した。

その後、渋谷区の基本構想PRソング「夢見る渋谷 You Make SHIBUYA」の特別アレンジ「盆踊りバージョン」が披露されたほか、日本の伝統的な盆踊りの曲「炭坑節」「東京音頭」や太鼓の音などが盆踊りムードを展開。渋谷区婦人団体連絡協議会の踊り手に続いて、会場全体に踊りの輪が広がった。

また、テリー伊藤さんが進行を務める東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会による特別ステージ、auのCM三太郎シリーズで浦島太郎役を演じる俳優・桐谷健太さんが出演するKDDIステージも展開。道玄坂と文化村通りには、昔ながらの縁日エリアと「グルメの街・渋谷」をPRするキッチンカーエリアが登場。約21時にはグランドフィナーレがおこなわれ、夏の夜の大盆踊り大会が無事閉幕した。

渋谷区長の長谷部健氏は今回の盆踊り大会実施にあたり、「渋谷は国際都市として成熟していく段階にあります。そういったときに日本の伝統文化や芸能が都心でしっかりと受け継いでいかれるのが大切だと考えています」と挨拶。今後も新しい価値や文化を発信し続ける街づくりを目指していきたいとのメッセージを明らかにした。

以下は、当日の会場のもよう。

渋谷道玄坂商店街振興組合 理事長・大西賢治氏の挨拶(報道資料より) 報道資料より 報道資料より 報道資料より

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