1種旅行業「旅人舎」と関連会社が破産開始、負債総額は2社で計2億4286万円

東京商工リサーチによると、東京・新宿区の第一種旅行業者「旅人舎」と関連会社で第3種旅行業の旧クオリアス(現・旅人舎)が2017年7月31日に破産開始決定を受けた。負債総額は2社合計で2億4286万円。旅人舎が債権者51名に対し2億4000万円、クオリアスが債権者21名に対し286万円、クオリアスの債権者のうち一般旅行者は約10名だった。

旅人舎は、中国旅行や東南アジアなどのツアー企画や航空券販売などをおこない、2009年には売上高約18億5000万円を計上していた。一方、設立当初から、米国同時多発テロ事件や感染症SARSなどの影響で欠損を抱えるなど財務体質がぜい弱だったこともあり、2014年の売上高は約11億3200万円に減少。その後持ち直した時期もあったが、欧州や中東でのテロ事件や海外旅行費用の上昇などが要因となり売上高は再度低下。2017年3月24日には旅行事業の廃止を理由に日本旅行業協会(JATA)を退会していた。


旅人舎のJATA退会と同日に旧クオリアスが現・旅人舎として事業を引き継ぎ、JATAへの入会登録をおこなっていたが事業継続が困難となり今回の措置に至った。

JATAはホームページ上で、弁済業務保証金制度により旅人舎を利用している旅行者に対して弁済限度額300万円の保証を行う旨を案内している。


みんなのVOICEこの記事を読んで思った意見や感想を書いてください。

観光産業ニュース「トラベルボイス」編集部から届く

一歩先の未来がみえるメルマガ「今日のヘッドライン」 、もうご登録済みですよね?

もし未だ登録していないなら…