奈良県で「飛鳥認定通訳ガイド」養成、KNT-CTグループが事業受託で募集開始

ツーリストエキスパーツ特設ページより

KNT-CTグループのツーリストエキスパーツ社がこのほど、奈良県橿原市による「飛鳥認定通訳ガイド」の育成研修の受講生募集を開始した。締め切りは2017年8月23日。

「飛鳥認定通訳ガイド」は、構造改革特別区域内限定(奈良県橿原市、高取町、明日香村の全域)で、外国人に対して有償で観光案内を請け負うもの。ツーリストエキスパーツが育成事業を受託し、現役ツアーディレクターほか旅行の専門家が講師となり、特区ガイドに必要なノウハウを学ぶカリキュラムを用意する。内容は、語学(英語)、ホスピタリティ、ガイドスキル、地理、歴史、旅程管理、現場実習などの研修など。研修を修業して実地試験に合格した人が資格を得る。

飛鳥地方は日本の考古学の聖地と称される地域であるほか、現在、飛鳥・藤原の宮都とその関連資産群」の世界文化遺産登録を目指しているところ。2016年に開園した国営飛鳥歴史公園キトラ古墳周辺地区に続き、2018年春には大和八木駅前の宿泊施設を予定。飛鳥地方の世界文化遺産登録が叶った場合には、外国人旅行者の大幅な増加が見込まれる。

通訳ガイドの研修期間は2017年10月22日から2018年2月4日までの指定の土曜日・日曜日。実地試験は2018年2月4日、屋外にておこなう。募集定員は30名程度。

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