世界で最も「子ども中心」の旅をする日本人、家族旅行の国際比較で明らかに -エクスペディア調査

エクスペディア・ジャパンは世界28か国を対象に、家族旅行に関する国際調査を実施した。

これによると、日本人は99.5%とほぼ全員が家族旅行の経験があり、そのうち57%が「1年に2回以上」で「1年に1回以下」(43%)を上回った。また、「子どもとの旅行の際、下調べはしっかりと行なう」は、世界で2番目に多い約8割の親が回答。「子どもと同じ部屋に宿泊する」は6割で、ダントツで世界最多となった。

こうしたことからエクスペディアでは、日本人は家族旅行で子供を楽しませるための努力を惜しまず、旅行中も常に自分の子供を気にかける。世界で最も子ども中心の旅行スタイルを好むとしている。

こうした努力を受け、日本人の親の9割以上が家族旅行を通して「子どもとの距離をより近くに感じている」「家族がより幸せだと感じる」と回答。これに対し、日本の中学・高校生も旅行に一緒に行きたい相手は「親」が53%で、友人(36%)、兄弟(8%)を抑え1位に。また、家族旅行に対して9割が「ストレスを感じずリラックスしている」「より家族と近くになれる」と回答した。エクスペディアでは日本人は親子ともども、家族旅行をポジティブに捉えていることが判明したとしている。

調査は2017年5月、28か国の13~17歳の子ども、子どもを持つ親、子どもを持たない既婚者の合計1万7079名にインターネットで実施した。


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