山形・庄内地方に田園に囲まれた宿泊滞在複合施設、サイエンスパークに3つの客室棟が開設へ【画像】

2018年夏、山形県鶴岡市のサイエンスパークに宿泊滞在施設「SHONAI HOTEL SUIDEN TERRASSE(ショウナイ ホテル スイデン テラス)」が開業する。整備を進めるのは、地元庄内地方を基盤に街づくりをおこなうYAMAGATA DESIGN社。「自然体で過ごす交流と滞在の拠点」をテーマに、研究者やビジネス客に向けた滞在環境を提供。地方創生拠点のモデルとしても関心を集めている。

このサイエンスパークは、慶應義塾大学先端生命科学研究所を核として、人工合成クモ糸繊維を開発したことで知られるSpiber社、うつ病のバイオマーカー開発をおこなったHMT社といったバイオ分野のベンチャーが誕生した場所。

複合施設の設計を手掛けたのは、優れた建築家に授与されるプリツカー賞の受賞経験もある著名建築家・坂茂氏。この地域ならではの田園風景を活かし、木造低層構造とした。施設の総支配人に就任するYAMAGATA DESIGN社の市川弘行氏は、約20年にわたり星野リゾートでホテル運営に関わってきた経緯を持つ。

宿泊施設は共用棟と3つの客室棟から構成され、合計約150部屋を予定。ダブルとツインを中心に最大65平方メートルの部屋を用意する。レストランでは、地元・庄内地方の素材を堪能できる料理を提供。屋内屋外一体型で利用できるオープンテラスとした。そのほか、ビジネスラウンジや天然温泉施設、フィットネスも設置する。

なお、同施設ではホームページ内に採用関連特設ページを開設し、従業員の募集を開始している。ここでは業務内容等に加え、プロジェクトリーダーの同施設に対する想いを伝える記事も閲覧できる。

▼全体像

YAMAGATA DESIGN:報道資料より

▼宿泊施設

YAMAGATA DESIGN:報道資料より

▼天然温泉施設

YAMAGATA DESIGN:報道資料より

▼開放的なレストラン

YAMAGATA DESIGN:報道資料より

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